現在所持している筆記具の数は、飽和状態にある。 画像のようにトレーに収まりきらない。 ほかにもペンケースの中や、写真に入り切らなかったペン立てにもまだある。 もはや正確な本数は数えていない。 仮に一覧を作ったとしても、ひたすら製品名を並べるだけの記事になるだろう。 書く方も読む方も、さほど面白いものにはならない。 腕時計は整理を進めているが、筆記具については処分するつもりはない。 実用品であると同時に、コレクションでもあるからだ。 そもそもこのブログは、日常的に使っている道具について記す場所である。 まずは万年筆の用途の一つから書いてみようと思う。 朝活書写というものをSNSで見かけることがある。 万年筆で小説の一文を書き写し、それをインターネット上で披露する趣味のようだ。 私は字が上手くない。 いや、正確に言えば下手である。 以前、手書きのスケジュール帳をAIに読み取らせてデジタル化しようとしたことがあるが、うまくいかなかった。 「野菜の下処理」と書いたつもりが、「野菜の大処理」と読まれ、「今日は大量に野菜の処理をするんですね!」と返された。 字が下手だと、こういうことになる。 さて話を戻す。 字は下手だが、上手くなりたいとは思っている。 文章力も向上させたい。 そこで、お披露目はしないが、私も書写をしている。 朝活でもなければ毎日でもない。 手持ち無沙汰なときの、手慰みである。 その書写に万年筆を使っている。 理由は単純だ。 なんとなく格好がいいからである。 昭和以前の文豪のような気分になれる。 いわば、ファッション文豪だ。 もっとも、使っている紙は上等なものではない。 100円ショップの国語ノート、「15マス リーダー罫入」である。 そのままなら150文字だが、リーダー罫を活用すれば1ページ600文字。 見開きで1200文字。 原稿用紙3枚分に相当する。 実に優秀なコストパフォーマンスである。 5mm方眼罫ノートの方がよいのでは、と考える人もいるかもしれない。 正直に言えば、それは私である。 しかし5mmマスでは美文字の練習になりにくい。 4マスを1文字として使うと、今度は見開き660文字。 国語ノートの優秀さがよく分かる。 現在、この書写に使っている万年筆は次の3本だ。 ・パイロット ラ...
腕時計、革靴、万年筆など、筆者が愛用する『身の丈に合った道具』のレビューを綴るブログです。